人気ブログランキング | 話題のタグを見る

クラウドファンディング

コロナ騒動下、昨年と今年で2つのクラウドファンディングに応募した。
出資という大きな金額じゃ無いし、だから利益からの資本回収もない。
社会に必要だから、少しだけお手伝い。
今回はめぐみさんと同じ昭和39年生まれという個人的な理由もある。


さて、クラウドファンディングと云うもの、考えてみれば日本と云う国にとても合った手法だと思う。
かって一銭橋の成り立ちについて書いたが、同じであろう。投資というより篤志、資金回収が一人一銭で出来る訳がない。
エルトゥールル号事件でも平均国民所得26円と貧しい筈の国民は義援金を出す。
拙の居る箕面市には富くじで有名な箕面山瀧安寺がある。これも、博打ではなく、勧進目的。そう、勧進という言葉こそ、クラウドファンディングの訳語として良いと思う。一部還元も含めて富くじは似ている。
古くは奈良時代。東大寺は官寺であるが、その資金の一部を勧進で賄った。
普通世界の常識では、人頭税などの目的税を制定して国家的な社会事業の資金にするが、あえて国民の自由な寄付にしたのは、一戦橋で書いた様に、”あがらの”という気持ちをみんなで持つ意義を聖武天皇も行基菩薩も知るからだと思う。
史家は中央集権だの国家権力の象徴がどうたら云うが、強制動員の責任者を”菩薩”とはよばんだろう、どう考えても。反国家権力の象徴とも云える行基が、納得してそれを引き受け、多額の資金が集まり、死後も名声を失わない。そこに当時の国民の意思を感じないか。
かって、映画制作でも”ひとこまサポーター”と呼んでクラウドファンディングをしていたが、金額より、川本喜八郎の最後の作品作りに多くの人に参加してもらいたいという想いが強く押し出されていた。
以前どこかで書いたが、親の総取りじゃないが、奴隷を使役して集約的に産業をおこし、市民階級が総取りする都市国家型の文明と、生産力が小さいぶん全員で分け合わないと生きていけない蛮族では、仲間意識のありようが違う。日本で流行るクラウドファンディングの新しいが懐かしい景色は、似たようなものが昔からあるからだと思う。

コロナ騒動でも、誰が抜け駆けしただの、誰が儲けただのと新聞は書き野党がのっかるが、そこからは広まらない。逆にクラウドファンディングはとても多くなった。社会変容を感じる。新しいより温故知新じゃないかな。


# by hg20706 | 2021-06-06 21:15 | くだらない戯言

待合室の景色

待合室の景色_f0012602_17071870.jpg
待合室の景色_f0012602_17075962.jpg
待合室の景色_f0012602_17074365.jpg


# by hg20706 | 2021-05-11 17:08 | 変哲もない日常

裸族

 うちは、曾祖父母も両親も裸族でした。家の中では浴衣姿や猿股姿、一緒に風呂に入りました。祖母は記憶に無いので違ったかも知れません。
 父方の祖母は違ったので、父親は結婚してから転向したのでしょう。父親は、肩こりと水虫がひどく、家では体も足も解放したい理由がありました。拙も、幼少期はしもやけがひどく靴に足が入らない日もあって、冬に一回り大きい靴に交換していました。年中薄着に裸足でいる様になってからは、しもやけも副鼻腔蓄膿症も落ち着いてきたので、自分に裸族生活は合っていたと思います。
 奥さんは裸族じゃ無いので、脱衣所から出て乾燥した場所で体を拭いていると怒るし、1.露天風呂[ジェットバス]
の様な場所に宿泊しないと一緒に風呂に入ってもくれません。哀しい話です。
 おそらく、家で体を解放したいと裸足になる人は、裸族だと思います。結構多いと思います。裸族かどうかは、千年以上前より文明の指標であり、その点、公衆浴場での混浴と裸族を禁止したのが幕末からとまだ新しい日本は、今でも家族で風呂に入り、男女混浴の習慣も残る蛮族なんだと思います。
 特に、幼少期に曾祖父と銭湯に行くと、子供たちは番台の前の脱衣所の男女間ののれんを行ったり来たりしていたので、紀州は裸族の多い土地だと思います。田舎だというだけじゃなく、有名な雑賀などの漁師町を抱えて潮風にべた付かない薄い服装が普段から当たり前、タンクトップというより男物のランニングシャツ姿のご婦人もよく見かけた記憶があります。そこは東京育ちの父方の祖母や大阪育ちの奥さんとは違うんだろうな。 

# by hg20706 | 2021-05-01 21:41 | くだらない戯言

めぐみへの誓い

新潟・市民映画館シネ・ウィンドさんで映画上映




新潟交通さん、三和第一交通さんが映画ポスターを掲示されるとの由。
三和第一交通さんは記事がみつからないので、リンクは数年前のもの。ずっと応援して頂ける、感謝。

新潟市役所も展示を続けて頂いてます
早く解決して、めぐみさんだけじゃなく、全国の被害者家族が再び会えますように。



# by hg20706 | 2021-04-29 10:39 | くだらない戯言

3月11日

3月11日は東日本大震災の日ですが
私たちにとっても記念すべき日です


まさに、2011年3月11日。
新病院の内覧会がおこなわれ
設計のアトリエ天工人、天工人west、project1000
建築のSADAL1
私たち家族が朝から夕方まで対応しました。
全くゆれを感じなかったので、帰宅して事態を初めて知り、驚きました。

3月11日_f0012602_16522346.jpg
3月11日_f0012602_16520084.jpg

3月11日_f0012602_16512520.jpg























3月11日_f0012602_16500476.jpg

3月11日_f0012602_16502422.jpg
























3月11日_f0012602_16503801.jpg


















3月11日_f0012602_16510808.jpg3月11日_f0012602_16514646.jpg

































そして、2007年3月11日。
少し前に住んでいた名古屋近辺の
ネットと着物を通じて知り合った友人に
結婚の報告会。
大阪の結婚式で着た衣装と同じです。
どでかいワイン、初めて飲みました。
3月11日_f0012602_12455319.jpg

3月11日_f0012602_16472110.jpg
3月11日_f0012602_16473429.jpg3月11日_f0012602_16474482.jpg
















3月11日_f0012602_17051226.jpg
3月11日_f0012602_17052117.jpg
3月11日_f0012602_17045124.jpg
3月11日_f0012602_16480926.jpg
















3月11日_f0012602_17085764.jpg

# by hg20706 | 2021-03-09 18:02 | 変哲もない日常

隅田の苫屋のぶろぐ


by 隅田