隅田の苫屋のぶろぐ


by hg20706
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カテゴリ:くだらない戯言( 35 )

1993年9月というから、今から20年前の話になるが
仕事が終わって居酒屋で夜食を食べていたとき
逸見政孝氏の東京女子医大の術後会見の様子がテレビのニュースで流れた
一人の親父が、「有名人はいいよな、一流の先生達の特別な治療を受けられて、癌が治るだろう。」
とほざいた。
よくある酒場の愚痴であり
よくある世間の差別に対する抗議である
しかし、絶望に命がけで戦う人、余命を全力でサポートする覚悟で会見に臨む医師。
彼らに思いをはせていた耳に入った卑俗な言葉に
「腹腔内の癌を取ったということは、腹膜播種といって、助からない状況です。余命数ヶ月」
拙の言葉に店内が凍り付いた。
「医学は進歩してるんだから、助かるだろう」
「俺はそんな意味でいったんじゃない。有名人が特別扱いされることを怒ってるんだ」
親父の抗議に対し
「死ぬよ」と冷たく繰り返し、親父を徹底的にへこました。
その日のマダムや他のお客さんには申し訳ないことをしたものだ。

何故、昔の話を書いたかというと

差別された人間は、とても差別に敏感になっていて
差別した人間に差別意識がなくても、差別の苦しみを味わう
受けた側の訴えで差別は成立する

なんども受けた同和教育がしみ込んでいて
それを、ブルジョアジーの家に生まれた人間である拙は
差別する側としてそれをどう考えてゆくかを追求しています。

もし人権擁護法案が当時に成立していたら
このような案件で、もし親父が
差別だと人権委員会に訴えたらどうなるでしょう?
ただの世間話ではなく、自分が何かの差別をうけていて
テレビの逸見氏に本当に苦しみを感じたなら。

人権委員会が病床の逸見氏に委員会への出頭を要請する?
担当医師に出頭を要請する?
親父を直接いじめた拙に出頭を要請する?

ありえない馬鹿馬鹿しい話でしょうか
でも当時は、その親父だけでなく
死亡報道がでるまで、逸見氏に対する世間の目は厳しいものでした。
ちょっと形がかわれば、ありえる話のように思います
人権擁護法案に反対するのは
差別意識がなくとも差別する側として、いつ訴えられるかという恐怖の元にであります

拙が実際差別した経験については、別宅に”部落差別”としてかいてあります。
人権という観点のみで、Kに人権委員会に訴えられたら、拙は有罪でしょうか


ちなみに、奥さんは、差別される苦しみをたまに訴えますが
拙はそのほとんどが実感できません。
夫婦喧嘩の原因の一つです。
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by hg20706 | 2013-08-28 01:18 | くだらない戯言

選挙結果について

自民党の圧勝について
自民党の圧勝じゃなく、
民主党の惨敗であり、選挙制度が悪いからだという論調が多い

でも、それだけでは、本当の民意を拾いそこなうように思えます

小選挙区制のためであることも確かですが
その少し前から、氾濫する川のように左右に大きく動き始めていたことを
自社なれ合いの国対政治に倦んだ人たちが山を動かしたことなど記憶しています。

ちょっと脱線すると
その結果生まれたのが小選挙区制であり、
うねりが、どこで決壊するのか気にしながら、いつも俵を積むような気持ちで投票しています。
あの一票を入れた自分が悪いんだよな

記者クラブや国会で勇猛な民主党の論客たちに比べて
谷垣総裁はいつも誠実に行動されていました
宮崎の口蹄疫、東北の震災
与党より先に現場に足を運んで
地元議員・候補者と奮闘する姿は
評価されていたと思いますよ
新聞は自民党にも論客のことばかり書いてますが



とまれ
http://sudas.cocolog-nifty.com/main/2005/09/post_bb42.html昔書いた言葉が何度も蘇る

旧知の方にちょっとトラックバック
教育の現場で日々奮闘されている方なので、理解力・行動力・包容力が、私などとは格段に違います
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by hg20706 | 2012-12-24 13:15 | くだらない戯言

歴史をみる眼

まず、正しい歴史認識なんてくだらないものについて書く気はないことを最初におことわりしておく。理由は過去記事2つに書いてますので、ご参照あれ
http://sudas.exblog.jp/m2008-11-01/
http://sudas.exblog.jp/9831319/

歴史を楽しむ方法を2つに分けてみる。
一つは、現代の倫理観(自分の考えとも云う)から、過去をみる方法。この事件はここがまちがっていただとか、この人はここが間違っていただとかいうもの。
今もネット上を賑わせているのは、この視線が多いようで、間違いを正すという意見に溢れている。

もう一つは、その時代の状況や倫理観を想像し、なぜそうなったかを肯定的にみる方法。そして、逆にその時代の人であったら、現在の問題をどうみるだろうかと想像すること。

例えば、フリーセックスに近い時代における売春とはなんなのか。
日本中世は、今と性に関する倫理観が違っていて、異父兄弟が普通に存在した時代。私が生まれた頃までは、祭りの夜の歌垣・夜ばいがまだあったらしいから、倫理観は大きくは変わってないかもしれないが。
中世熊野比丘尼をはじめとして、世界中で売春と宗教が近い関係あること。交流の少ない時代の”まろうど”のもつ意義。中世の銭の持つ意味。
ひるがえって、現代の売春は?
神事としての売春、経済的理由としての売春にはそれなりの敬意が存在すると思いますが
自分のおしゃれ目的、存在証明としての援交は、中世の遊び女にはどのように映るのでしょうか
考えてみると面白いでしょう?


例えば、マキャベリは何故、君主論を書き、それが広く受け入れられ、マキャベリズムという言葉まで生まれたか。
その時代の人の苦悩は教科書程度の行数でも想像できるでしょ。大国に隣接し、国を失う、領土を失うことの苦悩も。
伊藤博文の口癖、鎮遠・定遠をみた人々の、日清戦争に対する恐怖。
乃木将軍に世界中のマスコミが取材した意味。新渡戸稲造や金子堅太郎。柴五郎。
明治日本の弱さとそれをかえるための努力の視野の広さを想像し、その上でひるがえって
勇ましいことばかり云ってたって仕方ない。どうするのかを考えないと。
落としどころが肝心。
駐韓大使を韓国に戻したのは、卓見かもしれないなと思い始めています。
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by hg20706 | 2012-08-27 13:56 | くだらない戯言
DOCTORS最強の名医
は2話でみるのをやめた
取材の丹念さと荒さ(非現実性)の極端な作品でみてられないというのが感想

脚本家の福田靖氏のインタビュー
「確かに、ひと口に医療ドラマといってもたくさんありますし、最近では医者不足や医療訴訟などといった『患者の命を救う』という一番の大前提以外を扱ったドラマが多い。そこで、本作では医者のあるべき道を示しながら、患者さんに対しても優しく接することが出来る主人公を正攻法で描こうと思いました。『そんな奴いないだろう』と思われても、今は逆にそんな奴が求められているのではないかと。もちろん、そのためには正論だけでなく、時として脅しもかけるし欺くこともある。寝技立ち技なんでも使いこなしていろいろな事を実現させていく、そういう大人の医者を描いていきたいですね」

命を救うのではなく、救うための努力をするのが医療なんだが
腎臓癌に対する後腹膜切除でモルヒネにより激痛を抑えているであろう患者をおいて日中に帰宅する
病院スタッフが信頼しきれないならなおさら
国産車だの外車だの云ってるレベルではなく
医師失格じゃない?
1話にあった肺塞栓は術後にも充分起こりえるが
誰が処置すんねん
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by hg20706 | 2011-11-11 19:50 | くだらない戯言

facebook

はじめました。
本名と@niftyアドレスです。
よろしゅう
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by hg20706 | 2011-10-18 05:38 | くだらない戯言

Q10

最近、テレビを録画しておいて観ることが多くなる。
たかじんのそこまでいって委員会などは前から観ていたが
この秋は面白いドラマが、増えた。
特にいいのがQ10。親が夜逃げして学費の払えない高校生のいきどおりと、それをぶつけることの意味、
そこから前向きに生きる目標をみつけてゆく課程を、きれいごとでなくみせる
病気のため、学校に通えない高校生の思いと恋愛。すきだという言葉が、生きるということばになる
自分の夢と、目の前の好きな娘と、どうしたらいいか悩み、自分一人ではなく、彼女と相談して解決を捜す
高校生の群像劇として、
今の現実世界にありそうなことを、突拍子もない設定の中で作り上げ、
高校生にはうまく解決はできないにせよ、努力するすばらしさをみせている
台詞がまた、決まっている。
すばらしい脚本家だ。
と思ったら、神戸の人。今まで彼らの作品をみていなかったことに反省。DVD借りよう。
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by hg20706 | 2010-12-08 19:57 | くだらない戯言

白鵬関

これが負けか

いい言葉だ
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by hg20706 | 2010-11-15 21:31 | くだらない戯言

人でなし

民主党という党に、人間はいないのか
ねずきちのひとりごとというblogは勉強になるとちょこちょこ拝見させていただいているが
昨年11月の護衛艦はるさめの帰国式に政府・民主党は誰もよこさなかったし、電報すらなかったという
信じられなかった。
名前のあった小泉進次郎氏のblogで確認した。
日本軍嫌いで有名な吉田茂は、しかし自分が派遣した掃海艇殉職者にはきちんと碑文を書いている。それが人間というものだ。
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命が大事といいながら、政府が派遣して命がけの仕事をした人間に対し、そのような扱いは許されないだろう。
参院選は憶えておれ!!という思いが日々強くなる
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しかし、小泉進次郎という人は、選挙前から優秀だとは聞いていたが、オヤジより数段優秀な男だねぇ。
江藤拓氏といい、人材が残っている自民党の政権奪回は意外と近いかもしれない
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by hg20706 | 2010-06-13 18:40 | くだらない戯言
調べものをしていて、ふと和歌山ラーメンから、大学時代に通った札幌狸小路のお店をググってみました

大学時代、同期とよく古本屋廻りをしましたが
趣味の違いから、中途別行動になりまして
友人は狸小路でうまいラーメン屋をみつけたと
次から必ず立ち寄るようになりました
数回食べ損ねてからは、まずそこでラーメンを食べてから行動開始
11時台ならなんとか潜り込めますが、12時過ぎると行列がすごくて入れません
夕方はスープ売り切れでだめ
今日は食べられるかなんて云いながら狸小路を走ったものです
味噌・塩・醤油の3種に、ライスでしたが
どれもほぼ同じ色と味でした
独特の濁ったスープに、焦がした脂
季節で少し味が違ったり
卒業近くに味が少しうすく、香ばしくなったような気がしますが
ここまで濁ったスープは他に無かったです

店主が亡くなり、店を閉めて十数年たった今でも人口に膾炙するらしく
店名を忘れて「靴屋」 「ラーメン」「狸恋路」で
ググるとすぐに出てきました
「富公」

京都系のラーメン屋が近い味と濁りなので
もしかしたら、「横綱」になじめないのは、
舌が無意識に富公を求めてしまうからかもしれませんね
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by hg20706 | 2010-04-12 19:42 | くだらない戯言

歴史観

最近、歴史の話をする機会があり
「人権の無い時代は恐ろしい」という話を聞く。
面白い視点だ。

日本で中世と区分される時代、女性が行商をしていた。
そのことは同時期の欧州と比較して、すばらしいことだと思うという私の話に対して、
成功論の裏には、道々何をされるかわからない危険があったと仰る。
移動はその覚悟の上の成功例である。一概に賛辞すべきではない。
仰るとおりである。
しかし、その確率が欧州の中世や近代と呼ばれる時代に比べて格段に低いことが、
その様な人々が存在したことで想像できるので、
私は当時の日本は、現代と同じではないが、安全といえると思っている。

日本の中世は女性が保護の対象であった時代ではない。
自分の身は(当然、神仏や男性などの保護を含めて)自分で守り、責任も自分でとってゆく。
自立はしていたが、人権思想はないので、「人権がない」という言葉は正しい。

近代、人権のうまれた時代では、女性は保護の対象であった。
安全は高まったのだろう、世界中で女性の移動が行われた。
覚悟をして移動することは、国内であれば極端に少ないであろう。
しかし、事故が無いかといえば、そうではない。
交通事故、遭難、少ないにしろ誘拐暴行。安全性に極端な違いはないと思うのだが。
とまれ、仰った方は若い男性であり、ご婦人方を前にしてとても男らしい発言だとは思う。

まぁそれより今回面白かったのが
「人権」という近代思想をもってスパッと歴史を批評されたことで
私のような酪農学部出の門外漢とは違う
近代歴史教育を鮮やかにみせられた思いがした。
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by hg20706 | 2010-04-05 19:02 | くだらない戯言