隅田の苫屋のぶろぐ


by hg20706
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歴史をみる眼

まず、正しい歴史認識なんてくだらないものについて書く気はないことを最初におことわりしておく。理由は過去記事2つに書いてますので、ご参照あれ
http://sudas.exblog.jp/m2008-11-01/
http://sudas.exblog.jp/9831319/

歴史を楽しむ方法を2つに分けてみる。
一つは、現代の倫理観(自分の考えとも云う)から、過去をみる方法。この事件はここがまちがっていただとか、この人はここが間違っていただとかいうもの。
今もネット上を賑わせているのは、この視線が多いようで、間違いを正すという意見に溢れている。

もう一つは、その時代の状況や倫理観を想像し、なぜそうなったかを肯定的にみる方法。そして、逆にその時代の人であったら、現在の問題をどうみるだろうかと想像すること。

例えば、フリーセックスに近い時代における売春とはなんなのか。
日本中世は、今と性に関する倫理観が違っていて、異父兄弟が普通に存在した時代。私が生まれた頃までは、祭りの夜の歌垣・夜ばいがまだあったらしいから、倫理観は大きくは変わってないかもしれないが。
中世熊野比丘尼をはじめとして、世界中で売春と宗教が近い関係あること。交流の少ない時代の”まろうど”のもつ意義。中世の銭の持つ意味。
ひるがえって、現代の売春は?
神事としての売春、経済的理由としての売春にはそれなりの敬意が存在すると思いますが
自分のおしゃれ目的、存在証明としての援交は、中世の遊び女にはどのように映るのでしょうか
考えてみると面白いでしょう?


例えば、マキャベリは何故、君主論を書き、それが広く受け入れられ、マキャベリズムという言葉まで生まれたか。
その時代の人の苦悩は教科書程度の行数でも想像できるでしょ。大国に隣接し、国を失う、領土を失うことの苦悩も。
伊藤博文の口癖、鎮遠・定遠をみた人々の、日清戦争に対する恐怖。
乃木将軍に世界中のマスコミが取材した意味。新渡戸稲造や金子堅太郎。柴五郎。
明治日本の弱さとそれをかえるための努力の視野の広さを想像し、その上でひるがえって
勇ましいことばかり云ってたって仕方ない。どうするのかを考えないと。
落としどころが肝心。
駐韓大使を韓国に戻したのは、卓見かもしれないなと思い始めています。
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by hg20706 | 2012-08-27 13:56 | くだらない戯言