隅田の苫屋のぶろぐ


by hg20706
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sapio

2度の引っ越しで手元に仕事以外の本が数冊になってしまったので、久しぶりに新しい本を読む。
奥さんの読書趣味はハウツゥ本だらけで、先日の「いのちのハードル」くらいしか読みたい本がなかったので
いい本を読む楽しさ以外に、読む行為そのものが楽しかった。

さて、読んだのは雑誌。
佐藤優氏のコラムはいつも情報を逃すまいという緊張をもって読むので、読後に心地よい疲れを感じる。
一級のジャーナリストの本に近い。
嘘は書かないが、行間にあえて書かないことが多くあることを感じさせる。
自分の持つ知識・情報で埋めてゆき、彼はどこに誘導しようとしているか、その目的は何か
書かれていないことは何か、それによって自分はどう考えて佐藤氏の情報を処理すべきか。
錆び付いた頭にいい刺激をいただいた。
わかりやすく書いたと自称する本や本多勝一のような嘘つきの、真実にあれこれと嘘をつなぎあわせて自分の主張を組み立てた本にはない爽快さを味わう。
”SAPIO”には彼の他にもう一人特定の情報を持つと思われる人間がいるし、不定期にいいコラムが入って、好きな雑誌である。
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by hg20706 | 2009-01-21 15:58 | くだらない戯言